ゴルフで過去イチ危なかったエピソード
これは思い出すのも心苦しいのですが、
自分への戒めと、
ゴルフを始めたばかりの方が同じ失敗をされないように記事にしておきたいと思います。
前の組のカートに強烈に打ち込んでしまった
夏真っ盛りの最終18H。
熱中症になりかけていたのか、フラフラしていてティーショットはミス。
セカンドが200ヤードほど残り、4Uでグリーンを狙うことに。
前の組がグリーン上にいたので、プレイが終わるのを待ち、左側のカートに移動されてからショットしました。
思い切り振ったスイングは左に大きくひっかけ、当たりも良かったせいか球はグングン伸び、前組のカートへ向かっていきます。
事態のやばさに暑さで朦朧としていたのも吹っ飛び、懸命に「ファー!!!」「ファー!!!」と叫びますが届かず、すごい勢いでボールがカートに当たってしまいました。
幸いにも人には当たらなかったが・・・
ドーンという音で自分の意識は恐怖のどん底に落ちました。
「人に当たったかもしれない」という恐怖、「怪我されていませんように」という祈りが交錯します。
追いかけようとしましたが、何事もなかったかのようにカートが発進されたので、「怪我はされなかったようだ」と一安心しつつも、急いで謝罪したい気持ちが募り、プレイどころではありませでした。
クラブハウスに戻り、全力で謝罪しました。
やさしい方で「ファーって言ってたもんね。大丈夫よ」と仰ってくれましたが、少し方向がずれていれば大事故になっていた状況です。
本当に申し訳なかったです。
プレイファーストよりも安全面の担保を
初心者の方は特にプレイ速度が気になるかと思います。
急ぐことも大切ですが、安全面は最優先で急げるところを急ぎましょう。
今回はカートがまだグリーン近くにいたのに、打ってしまったところが問題でした。
カートが発進されて安全を確認してから、打つべきだったと反省しています。
ミスを考慮して方向と番手を選ぼう
そうは言っても、コースによっては次のホールとの距離が近く、グリーン近くにカートが停まっている状況も考えられます。
その場合は状況判断が大事です。
私が大きくひっかけたライは、つま先上がりでラフでした。
これは当然、左に行くミスが考えられます。
そのミスを考慮して右を向くか、番手を落とす必要がありました。
そしてカートの位置を見ても、「左に巻いてカート方面に行ってしまうかも。危ないな。」と想像することができたはずです。
「左に巻き込むと危ないから、5Iで右手前でもいい」といった判断ができていたら、良かったはずです。
できれば全てのショットも、うまくいくパターンではなく出そうなミスとコースの状況(危険な点、ハザードなど)を見極めて、ミスしても”危険なく””大たたきもしない”ように番手と方向性を決めることが、スコアにもつながるでしょう。
初心者はついつい”うまくいくパターン”を考えて打ってしまいますよね・・・
私もそうなってしまっているの気付かされました。
スコアより、安全が優先
もし、今回のような状況で人の頭にボールが当たっていたら、大怪我をされていたことでしょう。
そうなれば謝罪や保証などは当然ですが、怪我をされた方(やそのご家族)も、怪我をさせた側も心に大きなキズが残ってしまいます。
ものすごく好きだったゴルフが、恐怖に上書きされ、プレイできなくなるでしょう。
人生の喜びとも言える趣味が奪われる、失ってしまうのはとても悲しいことです。
ですから、スコアよりも安全が最優先です。
スコアを作るよりも前に、自分とまわりの方の安全を確保するということを気をつけて、
ゴルフライフを楽しみましょう。
これからゴルフを始めるから、始めたばかりの方にお役にたてたら幸いです。
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